合宿の準備段階を丸ごとサポートする役割を担う | 東京の宿泊・合宿・ホテル研修施設なら【公式】L stay & grow 晴海

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合宿の準備段階を丸ごとサポートする役割を担う合宿の準備段階を丸ごとサポートする役割を担う

はじめにはじめに

世界に類を見ない速さで進む日本の高齢社会。しかし我が国の高齢者看護においては、十分に本質的な問題に向き合っているとは言いがたい状態です。今回のクライアント様は国民の健康の維持・増進のための政策提言、そのための活動を行う日本看護協会の認定を受けた団体で、分野に特化した専門の看護師の方々です。団塊の世代が一気に高齢化を迎えようとしているいまこそ、「チーム」としてさらなる高い医療提供を目指していく必要があると今回の合宿を企画されました。

合宿企画の課題は情報共有と事前準備合宿企画の課題は情報共有と事前準備

「参加者全員で合宿を作る」過程に寄り添う

合宿企画に際して、世代や認定年度を超えた交流を行うことで、高齢者への関わり方、コミュニケーション能力向上のため、日々の業務課題や目標の共有を行っていきたいというご要望をいただきました。なかでも特徴的だったのは、今回のクライアント様は事務局という機能はあるものの、参加者全員で合宿の中身の企画や運営を分担しているそうで、参加者の方の主体性を大切するために合宿当日だけではなく、合宿を作っていく過程も大事にしたいという旨のご要望があったことです。

合宿企画にあたっては、まず現状把握からはじめました。高齢者看護や専門の看護師という特異な業界であることから団体概要や社会的ニーズ、老人看護の分野の課題の把握なしには適切な提案ができません。業界の現状に加えて合宿に至った背景や思い、プログラムの意図を一つ一つヒアリングを行うことを心がけました。

準備の過程で情報共有がスムーズに行えるようサポート準備の過程で情報共有がスムーズに行えるようサポート

企画準備に入った段階で、「ホワイトボードにマグネットはつきますか?」「会場は窓がありますか?」と複数の方から相次いで質問をいただいたこと、また連絡をいただく方のメールの署名に「○○病院」といった病院名が記載されていたことから、全国各地の病院でそれぞれ看護師として勤務している方が、日々の業務と並行しつつ複数名で合宿の企画をされているように感じ、情報の共有状況に関して不安を感じました。

加えて、看護師という多忙かつ不規則な勤務の傍ら、不慣れながらも準備を進めていること、また、事務局同士が集まって密に話し合える機会は少ないであろうことが予想されましたので、私達を通して、関わる方々の情報共有がスムーズに行えるような中継地点的な役割を担う必要があると判断し行動しました。

お客様の状況を踏まえた提案方法お客様の状況を踏まえた提案方法

情報の見落としや、それぞれに伝わる情報量がばらばらになる恐れがあったため、なるべく情報が全員にいきわたる様に、例えばお電話で打ち合わせたこともすべてメールで詳細に返信するなどし、随時情報共有を行っていきました。
また、クライアント様は地方の病院勤務の方ばかりで実際に会場の下見にお越しいただくことは不可能でした。しかし、なるべく不安を払拭していただくために、お客様とのやりとりの中で質問の多かったものや大事にしているポイントをまとめ、会場の仕様や常設備品などを記載したレイアウト図を作成し、参加者に共有いたしました。加えてプログラム毎での導線や効果を考慮してレイアウトを考案、複数用意したものをお客様自身でも加工ができるようにエクセルファイルでプログラムごとにわけてご提案いたしました。これにより、クライアント様の中で希望の形の検討、レイアウトの共有をスムーズに行うことが可能になりました。

研修成功のポイント研修成功のポイント

ポイント1 まずはお客様を知るポイント1 細まずはお客様を知る

はじめに分野に特化した専門の看護師とはどんな仕事なのか? とりまく環境(社会的背景、ニーズ)は一体どのようなものなのか? など、お客様のことを知るところから始めたことで、事務局の方が抱える日常的な問題点に思いをはせることができました。

ポイント2 事前準備に深く関わり、情報の橋渡しの役目を果たすポイント2 事前準備に深く関わり、情報の橋渡しの役目を果たす

次に一体誰が何のために集まるのか? この会のゴールはどこにあるのか? ということをしっかり把握し、お客様と同じ思いを持って取り組んでいけるようにしよう! と迎えた案件でした。お客様が合宿当日だけでなく、合宿準備のプロセスにも重きを置いていることから、施設の提供という型にはまった関わり方ではなく、事務局のみなさんの気持ちに寄り添い、事前準備を丸ごとサポートができるよう努めました。

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